こんにちは!
オランダでネイリスト&ネイルレッスンをやっている ai です。
今日は、プロのネイリストがネイルケアをする時に使う爪やすり(ネイルファイル)の使い方を紹介します。
動画でご覧になりたい方はこちらをどうぞ。
もくじ
爪やすりを使って爪の形の整え方
普段は面倒臭くて爪切りを使っているという方もいらっしゃると思いますが、爪切りではなく爪やすりを使うとこんなメリットがあります。
- 爪の形を整えやすい
- 二枚爪になりにくい
- 爪そのものの形がきれいに育っていく
二枚爪に悩んでいる方や自爪の形を縦長に変えたいと思っている方は、爪切りではなく爪やすりを使うことで自信が持てる美爪に変化していきますよ。
ネイルファイルの種類
爪やすり(ネイルファイル)には色々な種類があります。
それぞれ簡単に説明します。
一番上)エメリーボード 、ブラックファイル
真ん中)スポンジファイル、バッファー
一番下)アクリルファイル

エメリーボードとは
自爪の長さを短くしたり、形を整える時に使うもの。
エメリーボードは、ブラックファイルという名前でよばれることもありますが黒色かどうかは関係ありません。
白や黒や茶色などの色があります。
スポンジファイルとは
分厚いスポンジの爪やすりで、粗い面を滑らかに整える時に使います。
ソフトジェルを塗る前の下準備に使ったり、ソフトジェルをオフした後の爪の表面を滑らかに整える時にも使用します。
アクリルファイルとは
少ししっかりした厚みのある爪やすりで、人工爪(アクリルやジェル)を削る時に使います。
ソフトジェルネイルをオフする時に表面を削る時に使ったりもします。
爪の形整えに使用するネイルファイル
自爪の形を整える時に使用するのは、エメリーボード。

そして仕上げにスポンジファイルを使います。

爪やすり(エメリーボード)の持ち方
右手でエメリーボードを持って左手の爪を整えていくときは、エメリーボードの真ん中より右側を親指と人差し指で軽く挟みます。

そして、中指と薬指を軽く添えます。

後ろから見た図はこんな感じ。
これが基本の持ち方です。

よくある間違った持ち方も紹介しておきます。
力強く握りこんでしまうと、爪を削る時に余計な力が入ってしまいます。
軽く持つように気をつけてください。

あまり端を持ってしまうと安定しません。
親指と薬指で軽く持ってから中指と薬指を添えるスペースは必要です。

真ん中を持ってしまうと削る範囲が狭くなってしまうし、力が入ってしまいます。
真ん中より端を持つようにしてください。

こんな感じで、端から端まで使って横にスライドさせて一直線で削っていきます。

爪やすりで爪の形を整える
では、エメリーボードを使って爪の形を整えていきます。
ラウンド(丸い形)の作り方は、一番最初に長さを整えて、その後にサイドを削り、その後先端の形が繋がるように削っていきます。
①一番最初は長さを整えます。
力を入れずに、サーっと真横に引くように一直線。
この時左右往復して爪やすりに当てるのではなく、左から右、左から右と一方向で当ててください。

ラウンド(丸い形)を作りたいときは、先端の長さを整える時に、ヤスリを45度の角度であてていきます。
そうすると、先端を削った時点で少し丸みを帯びた形になります。

ちなみに、スクエアやスクエアオフ(四角い形)を作りたいときは、先端の長さを整える時に直角でヤスリを当てていきます。

②先端の長さを整えたあとは、サイドを削っていきます。
横のお肉が邪魔な場合は、指や爪先を使って下げるようにすると、爪の削りたい部分がしっかり見えます。

奥から手前に向かって一直線にサッと引きます。

逆のサイドも同じように削ります。

③先端→サイド→サイドを削った後は、全体的に繋がるように削っていきます。



こんな感じで、丸い形ができました。

④そのあとは、先端を滑らかに整えていくためにスポンジファイルを当てていきます。
こちらも力を入れずに、サーっと先端なぞるだけで大丈夫です。
エメリーボードは往復でヤスリを当てるのはダメですが、こちらのスポンジファイルは往復で当てて大丈夫です。

⑤出来上がり

慣れるまでは大変ですが、これから先ずっと爪切りを使うのか爪ヤスリを使うのかで、爪の形が変わってきます。
健康な爪、美しい形の爪を目指してぜひがんばってみてください。
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