こんにちは、海外3カ国目ネイリストのaiです。

- ジェルネイルを塗る前に、爪の亀裂をなおしたい
- 初心者でも簡単にできる爪のリペアのやり方は?
亀裂が入っていた自爪にその上からジェルネイルで補強したけど、すぐにその亀裂部分からまた亀裂が出現してしまった!
なんてことはありませんか?
ジェルネイルを塗る前に簡単に手早くできる自爪リペアはないかな?とお悩みではありませんか?
実は自爪に亀裂がはいっている場合は、ジェルネイルを塗るだけでは強度が足りないので、ジェルネイルを塗る前にしっかりと亀裂部分を修理しておく(ネイルリペア)必要があります。

ネイルリペアのやり方は亀裂の深さによっていろいろありますが、今回は「初心者でも簡単にできる、シルクとジェルネイルを使って自爪リペアをする方法」を紹介します。
もくじ
シルクとジェルネイルでネイルリペアするのに必要なもの
通常のジェルネイルをするときの道具一式に加えて、シルクとネイルグルーが必要です。
シルク
ネイルグルー
シルクとジェルネイルでネイルリペアをする手順
それでは、シルクを使ってジェルネイルを塗る前にネイルリペアをする手順を紹介します。
すでに甘皮処理を済ませたところからのスタートです。

1、油分除去
まずはプレプライマーで爪の表面の油分・水分を除去、爪表面の消毒をします。
そのあとに塗るジェルネイルに応じて、プライマーを塗布してください。
2、ネイルグルーを塗布
ネイルグルーで自爪の亀裂部分を固定します。
このあと、ネイルファイルで爪の長さ形整えをするのですが、亀裂部分がグラグラすると危ないのでこの時点で亀裂を留めておきます。

3、爪の長さ形整え
必要に応じて、ネイルニッパーで長さをカット

そのあと、ネイルファイル(エメリーボード)で長さ形を整えます。

4、シルクをカット
シルクを、自爪の亀裂部分が覆える大きさにカットします。

爪に沿って貼れるように角を丸くカットしました。
5、爪表面のサンディング
再び、爪の下準備をします。
このあとに塗るベースジェルに応じて、自爪表面のサンディングをしておきます。
6、ベースジェルを亀裂部分に塗布
それでは、実際に亀裂にシルクを貼ってネイルリペアをします。
まず、少量のベースジェルをすくって自爪の亀裂部分に、先ほどカットしたシルクの大きさくらいの範囲でベースジェルを塗布します。

私が使用しているのは、スネークベースジェルです。
お手持ちのベースジェルなんでも大丈夫です。
ちなみに、私が使用しているジェルネイル筆は14年愛用中のバイオスカルプチュアジェルの筆。
高級なコリンスキー筆はジェルを塗るのに最適な弾力性があって、塗りやすいです。
7、シルクを亀裂部分に貼る
先ほど塗ったベースジェルを硬化することなく、次の作業にうつります。
ベースジェルを塗った上に、シルクを置きます。

そして、上からジェルをシルクに馴染ませていきます。
この時に、シルクの端側から中央に向かって筆をすすめると、シルクが浮いてしまいます。
シルクの中央から外に向かって筆をすすめると、きれいにくっついてくれます。

シルクの全面にベースジェルが馴染み、浮きなどなく爪にぴったり沿ってシルクが貼れていることを確認してから、ライトにいれてジェルを硬化します。

8、ベースジェルを全面に塗布
シルクが先ほどのジェルで固定されているので、硬化後は特に気にせず通常通り全面にベースジェルを塗布します。

横から見て、もしシルクの膨らみがあったり凸凹があるようでしたら、この時に表面がツルッとなるようにベースを塗ります。
ツルっと塗れたのを確認してから、ライトにいれて硬化します。
9、アート、カラー、トップで仕上げる
そのあとは、通常通りカラーやアートなどを施して、トップジェルで仕上げます。

私はノンワイプの薄づきで仕上げました。
自爪の長さが長かったり、もしくは亀裂が深かったりするのであれば、薄づきのトップジェルでは強度が足りないかもしれません。
自爪が長い、または亀裂が深い場合は、トップジェルをハードジェルにして強度を増しておく方が安全です。
私が普段トップジェルとして使っているハードジェルは、クリストリオのベーシックワンです。
シルクとジェルネイルでネイルリペアのやり方動画
やり方を動画でご覧になりたい方は、以下からどうぞ。