こんにちは、オランダのネイリスト ai です。
「ネイルサロンで塗ってもらったマニキュアは長持ちするのに、自分で塗るとすぐ剥げてしまう!」ということはありませんか?
今回は、ご自分で塗ったマニキュアの持ちが良くないな〜とお悩みの方に、マニキュアの持ちが良くなるコツを書いていきます。

もくじ
セルフマニキュアが長持ちする塗りかた
ネイルサロンでプロのネイリストがしている方法や、ご自宅でも取り入れやすい方法をご紹介します。
動画でご覧になりたい方はこちらをどうぞ。
甘皮の除去をしておく
爪の根元には、甘皮という爪と皮膚の間にばい菌が入り込むのを防ぐ役割の場所があります。
そして、その下にはルースキューティクルという目には見えづらいけれども爪に張り付いている角質のようなものがあります。
角質(ルースキューティクル)の上にマニキュアを塗ってしまうとマニキュアが持たないので、マニキュアの持ちを良くするにはマニキュアを塗る前に甘皮のお手入れが必須。
プロのネイリストが甘皮のケアをする場合は、甘皮を押し上げて爪に張り付いているルースキューティクルを剥がし、その後にキューティクルニッパーという刃物を使って甘皮をカットします。
ですが、間違ったセルフケアで甘皮をカットしてしまうと、菌が入ったり炎症を起こしてしまうこともあります。
張り付いたルースキューティクルだけでも取り除いておくと、マニキュアの仕上がりの見た目が良くなりますし持ちも良くなります。
張り付いたルースキューティクルを取り除くのには、メタルプッシャーやウッドスティックなどを使います。
油分除去をする
爪に油分が残っているとマニキュアが定着しません。
なので、爪の油分をしっかり除去してからその上にマニキュアを塗ってください。
一番簡単に油分を取る方法は、ハンドソープなどで手を洗ってからマニキュアを塗り始めること。
もしくは、消毒エタノールや油分の入っていない除光液で表面を拭くのも効果的です。
プロのネイリストが使用するのは「プレプライマー」というもの。
爪の表面の油分・水分を除去して、消毒ができる液体です。
プロのようにマニキュアを長持ちさせたいのであれば、プロ使用のプレプライマーを使ってもよいかもしれません。
ベースコートを塗る
たまにベースコートを塗らないという方もいらっしゃいますが、マニキュアのカラーはベースコートの上にしか定着しません。
ベースコートは、お化粧下地のようなもの。
爪の表面をつるっと整えてその後に塗るマニキュアカラーの定着を良くしてくれます。
ベースコートを先端・表面しっかり塗り残しが無いように塗ってからマニキュアを塗ることで、マニキュアが長持ちします。
乾くのに時間がかかるのが嫌だからと、カスカス カサカサの量はNGです。
ベースコートは、表面がつるっとツヤっとするくらいの量を塗ってください。
トップコートを塗る
トップコートは、ツヤっとした仕上がりにしてくれます。
そして、その前に塗ったマニキュアカラーの持ちを良くしてくれます。
トップコートを塗っていないとすぐに剥げてしまうので、トップコートも先端・表面塗り残しなく塗ってください。
また、マニキュアを塗ってから3日おきくらいの頻度でトップコートだけ重ね塗りすることでマニキュアが長持ちします。
先端を塗る
先ほどから何度も書いていますが、爪の表面だけでなく爪の先端まできっちり塗ってください。
爪の先端から剥げやすいので、ベースコート・マニキュアのカラー・トップコートをしっかり爪の先端から塗ることで長持ちします。

はみ出しをとる
塗る際にはみ出してしまったマニキュアは、乾く前にとっておいてください。
皮膚に流れてしまったところからマニキュアが剥がれ落ちてしまいます。
ご自宅でされる場合は、ご自宅にある爪楊枝や竹串など細い棒ではみ出した部分を修正してください。
もしくは、プロのネイリストが使うオレンジウッドスティックだと長さや細さがちょうど良いので使いやすいかと思います。
少なすぎず多すぎず適量を塗る
なかなか説明するのが難しいのですが、ベースコート・マニキュアカラー・トップコートの量は少なすぎても多すぎてもダメです。
ムラになってしまうからとたくさんのせてしまうと乾くのが遅くなってしまいますし、また剥げやすくなってしまいます。
ぐいっとハケを広げて、適量をとって軽く転がすようなイメージで塗ってください。

剥げにくいマニキュアを選ぶ
ネイルサロンで塗ったようなマニキュアを目指すなら、ネイルサロンで扱っているプロ用のマニキュアを塗るのも良いかと思います。
私のおすすめは、CNDというブランドから出ているバイナラクス。
ベースコート不要で、8分半の速乾。
そして、自然光に反応して強度が増すようになっているので耐久性があります。
また、日本ではあまり馴染みがないですが海外では”長持ちネイル”として評価の高いZoyaもおすすめです。
人体に有害な成分を全て取り除いて作られたマニキュア。
乾いても柔軟性があるのが特徴で、自爪のやわらかい動きにフィットするので長持ちします。
ラメの入ったマニキュアを選ぶ
普通のマニキュアカラーよりも、ラメの入ったマニキュアカラーを塗る方が剥げにくく長持ちします。
ラメの入ったマニキュアでオススメなのは、Tins。
一色塗りに使えるラメカラーもありますし、先端のラメグラデーションにも使えるので1本あると便利です。
また、普通の一色塗りをしてから先端にラメのグラデーションを塗り重ねるのも、普通の一色塗りだけの場合に比べると長持ちします。

せっかく時間をかけて塗ったマニキュアが、すぐに剥げてしまうと悲しいですね。
こちらにあげたポイントを試して、ぜひご自宅でも長持ちマニキュアを楽しんでいただけると嬉しいです。
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