こんにちは、オランダのネイリスト aiです。
今日は、セルフネイルでも簡単に塗れて、初心者でもダメージ無しで手軽にオフできるシェラックネイルを使って、フレンチネイルのやり方をご紹介します。

シェラックネイルが初めての方はまず、シェラックネイルの基本的なやり方と、シェラックネイルのオフのやり方についてこちらをご覧ください↓
シェラックネイルでフレンチのやり方を、動画でご覧になりたい方はこちら
もくじ
シェラックネイルでフレンチ
マニキュアボトルタイプのシェラックネイルなので、マニキュアでフレンチをするときと同じようにボトル付属のハケを使ってフレンチのデザインをしていきます。

マニキュアでフレンチネイルをした場合は、ベースコートからトップコートまでフレンチの層は全部で6層重なっているのでなかなか乾きません。
そして頑張って乾かす時間を耐えたとしても、意外とフレンチネイルがハゲるのが早くて悲しい思いをした方も多いのではないでしょうか。
シェラックネイルは、マニキュアのように塗るだけですがそのあとにUVライトに入れてかためることができます。
特に、フレンチなど層をたくさん塗るアートをする場合には、乾かす時間が不要で長持ちするシェラックネイルがおすすめです。
シェラックネイルでフレンチをするのに必要なもの
- スクラブフレッシュ(またはお手持ちのプレプライマー)
- ベースコート
- シェラックカラー(ベースカラー用)
- シェラックカラー(フレンチカラー用)
- トップコート
- UVライト
- 消毒エタノールまたはアセトンフリー除光液
シェラックネイルでフレンチのやり方手順
簡単に手順をまとめておくと以下の通りです。
それぞれ詳しく説明していきます。
2、シェラックベースコートを塗る
3、シェラックカラー(ベースの色)を塗る
4、フレンチカラー(先端の色)を塗る
5、シェラックトップコートを塗る
6、表面の未硬化を拭き取る
1、シェラックネイルを塗る前の下準備
自爪の長さ形をネイルファイルで整えます。

先端にバリと呼ばれるモケモケがあると、先端からシェラックが剥がれやすくなってしまうので、スポンジファイル(ブァッファー)でバリを取りながら先端を滑らかに整えてください。

また、ネイルの持ちに関わってくるのできちんと甘皮処理をしてください。
その後、スクラブフレッシュ(もしくはプレプライマー)で、爪表面の油分を拭き取ります。

シェラックネイル公式のやり方で推奨しているスクラブフレッシュはこちらです。
油分除去できるプレプライマーであれば代用可能です。
*ジェルネイルをする時にはこの段階で、スポンジファイル(ブッファー)を使って爪表面が曇る程度に削ることがありますが、シェラックの場合はその工程は必要ありません
2、シェラックベースコートを塗る
塗る前にシェラックベースコートのボトルをよく振り、攪拌させます。
薄くベースコートを一層塗ります。

塗る量は、表面がツヤっとするくらいが目安です。
この時に、爪の表面だけではなく爪の先端もきちんと塗るようにしてください。

片手5本の爪を塗り終わったら、UVライトに手を入れて10秒硬化します。
(シェラックネイル公式で紹介されているものでなくても、UVランプであればなんでも大丈夫です。)
3、シェラックカラー(ベースの色)を塗る
クリアベースで先端に白フレンチをする場合は、この工程をスキップしてください。
私は、軽く透け感があって、青い微粒子ラメが入っているNegligeという色を塗りました。
爪が健康的なピンク色に見えるので、フレンチのベースカラーとしてオススメです。

塗る前にシェラックカラーのボトルをよく振り、攪拌させます。
(カラー1層目)

薄くシェラックカラーを塗ります。
あまり多く塗ってしまうと縮みなどの原因になってしまうので、少し表面が透けるくらいが適切な量です。
片手5本の爪を塗り終わったら、UVライトに手を入れて2分硬化します。
(カラー2層目)
カラー1層目と同じように、薄く均一に塗ります。

2層目塗り終わった段階のNegligeはこのように、少しピンクに色づいて透け感があります。
片手5本の爪を塗り終わったら、UVライトに手を入れて2分硬化します。
4、フレンチカラー(先端の色)を塗る
先端の白フレンチ用に、スタジオホワイトを塗りました。
柔らかい白フレンチをする時にはこのスタジオホワイトがおすすめです。
もっと、パキっとした白フレンチがお好みの方や1度塗りでフレンチをしたい方には、もっと白が濃いクリームパフを選ぶと良いでしょう。

ベースのカラーを塗る時も、フレンチカラーを塗る時も、厚塗りしないように気をつけてください。
ボトルの首の部分でカラー量を調節して、たくさんの量をハケに含ませないようにすると塗りやすいです。

厚塗りすると、クシャクシャっと縮んでしまったり、硬化不良をおこして持ちが悪くなったりします。
(フレンチ一層目)
私のやり方は、指を右に傾けて左側の角からスタートして真ん中より右側まで塗ります。

そして、その後指を左に傾けて、右側から真ん中まで塗り、

最後に、左右つながるように真ん中をなじませます。

フレンチの1層目ができたら、同じようにUVライトで2分硬化します。
(フレンチ2層目)
先ほど塗ったフレンチの1層目の上を、なぞっていきます。
この時も、ハケにのせるカラー量は多くならないようにボトルの首で調節してください。

先端の白フレンチを2度塗り終わった状態がこちらです。

ライトに入れて2分硬化します。
5、シェラックトップコートを塗る
塗る前にシェラックトップコートのボトルをよく振り、攪拌させます。
薄くトップコートを一層塗ります。
この時に、爪の表面だけではなく爪の先端もきちんと塗るようにしてください。

塗る量は、表面がツヤっとするくらいが目安です。
片手5本の爪を塗り終わったら、UVライトに手を入れて2分硬化します。
6、表面の未硬化を拭き取る
消毒エタノールもしくはアセトンフリーの除光液をコットンに含ませて、シェラックネイルの表面を拭き取ります。

(UVライトを使ってシェラックネイルを硬化していますが、シェラックネイルの表面には固まりきらなかった未硬化のシェラックネイルがあります)

シェラックネイルでフレンチはセルフにおすすめ
シェラックネイルはネイルサロンなどで取り扱っているところもあるので、プロのネイリストさんにお願いしてきれいなフレンチをやってもらうのも良いと思います。
ですが、シェラックネイルはオフのやり方も非常にシンプル・簡単で、ジェルネイルのようにセルフでやって自爪を痛めてしまうという心配がありません。
シェラックネイルはマニキュアのようにボトルタイプなので、マニキュアと同じように塗るだけ。
マニキュアと違うのは、UVライトで硬化できる点です。
セルフでネイルをやってみたかったけどジェルネイルはハードルが高いという方には、シェラックネイルをおすすめします。

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