こんにちは、ネイリストのaiです。

- シェラックネイルをやってみたけどうまくいかない
- シェラックネイルを持たせるにはどうしたらいい?
今日はこんな悩みのある方に、書いていきます。
以前にシェラックネイルの塗り方について書いた記事を参考にしていただけたようで嬉しいです。
今回はもっときれいにシェラックネイルを塗りたい方へ、さらに詳しく書いていきますね。
今回の記事を動画でご覧になりたい場合は下記をどうぞ
もくじ
シェラックネイルの塗り方
シェラックネイルは簡単に塗れるのでセルフネイルにおすすめです。
しかし、もちろん初めてであればどうやって塗るのか戸惑うと思います。
やってみたけど綺麗に塗れないという方も多いのではないでしょうか。
また、持ちが悪かったという方もいらっしゃると思います。
シェラックネイルはだいたい持ちが2週間と言われているのでそのくらい剥がれずに持つのであれば十分ですが、私がお客様に塗った場合1ヶ月持つこともあります。
なので、今日はシェラックネイルを綺麗に塗るやり方、持ちの良い塗り方を説明しますね。

まず、ポイントは下記の通り。
- 油分除去をしっかりする
- 塗る前にボトルをふって中身をかくはんする
- 先端をしっかり塗る
- はみ出さない様に塗る
- 薄く塗り重ねる
手順に沿ってポイントを説明していきます。
シェラックネイルを塗る前に油分除去する
ネイルを塗る前には油分除去が必要です。
爪表面に油分が残っているとシェラックネイルの定着が悪かったり、シェラックネイル が弾いてしまったり縮んでしまったり…。
持ちと仕上がり、両方に影響してしまいます。
公式では、こちらのスクラブフレッシュで油分除去する様に案内されています。
油分除去できるものであれば、消毒エタノールや市販のプレプライマーで代用可能です。
私はネイルフレッシュというプレプライマーで代用しました。

爪表面と先端をしっかり油分除去します。

では、そのあとはベースコートを塗ります。

塗る前にボトルをふって中身をかくはんする
シェラックネイルを塗る前に、シェラックネイルの中身を混ぜて均一にするため、ボトルを良く振ります。
成分がきちんと混ざっていないときれいに仕上がりません。
また、カラーが均一になっていないと色ムラにもなってしまいます。
ボトルを振って中身を均一にします。

では、塗り方をやっていきます。
シェラックネイルを爪に塗る前に、シェラックネイルのボトルネックでハケをしごき、爪にのせる量を調節します。

ボトルネックの向こう側にハケをグイグイと押し当てて、ハケを広げて塗りやすくします。

ハケにたくさん量がついていると、はみだしてしまったりしやすいです。
また、たくさんの量を塗るとシェラックネイルは硬化不良をおこします。
適量を塗るようにしてください。

塗布されている方の爪の向きを動かしながら、きちんと端まで塗れているか確認しながら塗ります。

右側を塗るときはこのように左に倒すと見やすくなります。

シェラックネイルは先端も塗る
シェラックネイルを先端に塗っていないと、先端から剥がれやすくなります。
先端にも薄く塗ることで長持ちにつながります。

では、カラーを塗っていきます。

ボトルネックでシェラックネイルの量を調節する
先ほどベースコートのときにも少し説明しましたが、ベースコート・カラー・トップコートを塗るときは、ボトルネックでシェラックネイルの量を調節して塗ります。
ベースコートは透明でわかりづらかったので、カラーで説明してみます。
ベースコート・カラー・トップコート、全てこの塗り方をしてみてください。
ハケをボトルネックの奥と手前に押し当てて、含みすぎたカラーをハケから落とします。

そして、ボトル向こう側の壁にハケをグイグイ押し当てて、ハケを広げます。

ハケを次の状態にすると、シェラックネイル が綺麗に簡単に塗りやすくなります。
片面にはカラーが全くない状態。

もう片面の先端にはカラー溜まりがある状態。

カラー溜まりがある面を下にして塗っていきます。
上の面にカラーがないので、根元ギリギリから塗れるようになります。
もし、上の面にカラーがあると上からカラーが落ちてきて、爪の根元ギリギリにカラーが流れてしまいます。

では、左端から順番に右へ向かって塗っていきます。
左端を塗るときは、爪を少し右側に倒して左端を見やすくします。

そのあと、少し右のラインを塗ります。
根元を塗るときのやり方は、根元から少し手前にハケをおいて、そこから滑らせるように根元ギリギリまでハケをスライドさせます。

カラーも先端を塗ります。

シェラックネイルは薄く塗る
このあと2度塗り目していきます。
シェラックネイルの量は、表面がツヤっとする程度の薄塗りです。
一度にたくさんの量をのせてしまうと、硬化不良を起こしてしまい定着が悪くなったり、固まらなかった成分がよれてしまい表面が波打ったようになってしまいますので仕上がりもきれいになりません。
特に、古くなって粘度が高くなってしまったシェラックのカラーや元々から顔料の多いシェラックネイルの場合は、注意が必要です。
カラーは基本的には2度塗りします。
もし、2度塗りで薄いようなら3度塗りで重ねると良いですが、その場合も薄くを3度塗りします。

シェラックネイルははみ出さないように
適量をハケに含み、またハケの片面にカラーがのっていない状態で塗ることで、シェラックネイルを綺麗に塗ることができますし、はみ出してしまったりすることがありません。
しかし、万が一はみ出してしまった場合はそのままUVライトで硬化せずに、オレンジウッドスティックなどではみ出した部分を取り除いてから硬化してください。
はみ出し部分があるとそこから浮いたりめくれたりするので、長持ちしなくなります。
最後にトップコートを塗ります。

トップコートも同じように塗り、先端もしっかり塗ります。

最後に、未硬化の拭き取り。
表面にかたまりきらなかった成分がベタベタしているので、それをタカラクリーンワイプで拭き取ります。

エタノールまたはアセトンの入っていない除光液などお手持ちのもので代用可能です。

爪の表面と先端を拭いて、シェラックネイルの完成です。

ぜひ、以上の点に気をつけて、さらに持ちの良いきれいな仕上がりのシェラックネイルを目指してみてください!
- 油分除去をしっかりする
- 塗る前にボトルをふって中身をかくはんする
- 先端をしっかり塗る
- はみ出さない様に塗る
- 薄く塗り重ねる