
- シェラックネイルでアートをやってみたい
- シェラックネイルでラメグラデーションはどうやってやるの?
こんな疑問にネイリストの私が答えます。
シェラックネイルでラメグラデーションのやり方を動画でご覧になりたい方はこちら
もくじ
シェラックネイルでラメグラデーション
シェラックネイルは一色塗りしかできない!と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、ジェルネイルほどアートに幅はないもののシェラックネイルでもアートは可能です。
今日は、簡単にできるラメのグラデーションをシェラックネイルでやるやり方をご紹介します。
シェラックネイルでラメグラデーションに必要なもの
シェラックネイルでラメのグラデーションをする際に必要なものは以下の通りです。

- スクラブフレッシュ(お手持ちのプレプライマーまたは消毒エタノールで代用可能)
- シェラックベースコート
- シェラックカラー(ベースカラー用)
- ラメ
- ジェルブラシ
- シェラックトップコート
- UVライト
- コットン
- タカラクリーンワイプ(消毒エタノールまたはアセトンフリー除光液で代用可能)
シェラックネイルでラメグラデーションの手順
シェラックネイルでラメのグラデーションをする手順は以下の通り。
それぞれ詳しく説明していきます。
- シェラックネイルを塗る前の下準備
- シェラックベースコートを塗る→硬化
- シェラックカラー(ベースカラー)を塗る→硬化
- ラメグラデーションをする→硬化
- シェラックトップコートを塗る→硬化
- 表面の未硬化を拭き取る
1、シェラックネイルを塗る前の下準備
自爪の長さ形を整え、甘皮処理をしておきます。
それぞれ以下を参考にしてください。
その後、スクラブフレッシュで自爪の油分除去をします。

自爪の油分除去は、プレプライマー、エタノールでも代用可能です。
*ジェルネイルをする時にはこの段階で、スポンジファイル(バッファー)を使って爪表面が曇る程度に削ることがありますが、シェラックの場合はその工程は必要ありません
2、シェラックベースコートを塗る
シェラックベースコートを塗ります。
厚塗りせずに、表面がツヤッとするくらいの量です。

爪の表面だけではなく、爪の先端もきっちりと塗ります。

その後、UVライトで硬化します。
3、シェラックカラー(ベースカラー)を塗る
ベースカラーを塗ります。
ネグリジェというシェラックカラーは、少し青みがある薄いピンク色。

自爪がほんのりピンクに色付いてきれいに見えるので、一色塗りにも人気の色です。
また、フレンチネイルや今回のラメグラデーションのベースカラーとしても使えるので、持っていると便利なのでおすすめです。
ベースのカラーは2度塗りします。
(1度塗り目→UVライトで硬化→2度塗り目→UVライトで硬化)

もしベースを透明にしたい場合は、厚みを出すためベースコートを2回塗ると良いでしょう。
4、ラメグラデーションをする
では、ラメのグラデーションをしていきます。
ラメグラデーションに使うラメの準備。

アルミホイルにシェラックベースコートを少し出します。

そして、ラメを混ぜます。

今回使用したのは、エリコネイルの純銀ゴールドと純銀シルバー。
2つのラメを半々で混ぜると、肌馴染みの良い上品な色になります。
こちらのラメは、ラメラインにもよく使える色なので持っていると便利です。
ジェルブラシに、シェラックトップコートとラメを混ぜたものをとり、爪の先端にのせていきます。

だいたい爪の3分の1くらいの幅にラメをのせて、それから筆を立ててラメをぼかすように筆を動かします。

1度で完成させても良いですし、2度(1回ラメ塗ってUVライトで硬化してそのあと2回目ラメを塗って硬化)で完成させても良いです。

5、シェラックトップコートを塗る
ラメグラデーションが完成したら、トップコートを塗ります。

トップコートも、表面と先端しっかり塗ります。

6、表面の未硬化を拭き取る
シェラックトップコートを硬化したあと、表面にべたつき(未硬化ジェル)があるので、それをタカラクリーンワイプで拭き取ります。

エタノール、またはアセトンが入っていない除光液でも代用可能です。
コットンに含ませ、爪の表面と先端を拭きます。

シェラックでラメグラデーションの完成です。
今回使用したベースカラーとラメの組み合わせはシンプルで上品なネイルに仕上がります。

色を変えるとかなり雰囲気が変わって色々バリエーションを楽しめます。
色々試してみてください。