*追記*
オランダと日本のワーキングホリデー制度に関して、令和2年4月1日から導入される予定と外務省ホームページにて発表されています。
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ども。ai です。
最近、『オランダ移住』のキーワードがプチバズを起こしているようで、私のブログにもオランダ移住について調べている方が訪問してくださっています。
別に、私はオランダ移住相談を生業にしているわけではないですし(今後もするつもりはない)、オランダ移住を推しているつもりもありませんが、オランダ移住を考えている若者にかなり朗報じゃないかなーというニュースを目にしたのでシェアしたいと思います。

オランダでワーキングホリデーがついに開始!?
平成30年2月9日、河野太郎外務大臣と訪日中のハルベ・ザイルストラ・オランダ王国外務大臣が会食をし、日蘭のワーキングホリデー制度の導入に向けた協議がされています。
【日・オランダ外相会談】オランダのワーキングホリデーに関する外務省の発表はこちらです。
開始時期や条件などはまだ発表されていませんが、実際にワーキングホリデー制度を利用してオランダに滞在できるようになると、ますますオランダ移住のハードルは下がりそうですね。
ワーキングホリデー制度とは?
ワーキング・ホリデー制度とは,二国・地域間の取決め等に基づき,各々が,相手国・地域の青少年に対し,休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度です。各々の国・地域が,その文化や一般的な生活様式を理解する機会を相手国・地域の青少年に対して提供し,二国・地域間の相互理解を深めることを趣旨とします。
ワーキングホリデー査証発給要件
オランダについてはまだ発表されていないですが、ワーキングホリデー協定国の多くは下記のような条件になっています。
- 相手国・地域に居住する相手国・地域の国民・住民であること。
- 一定期間相手国・地域において主として休暇を過ごす意図を有すること。
- 査証申請時の年齢が18歳以上30歳以下であること(オーストラリア,カナダ及び韓国との間では18歳以上25歳以下ですが,各々の政府当局が認める場合は30歳以下まで申請可能です。)。
- 子又は被扶養者を同伴しないこと。
- 有効な旅券と帰りの切符(又は切符を購入するための資金)を所持すること。
- 滞在の当初の期間に生計を維持するために必要な資金を所持すること。
- 健康であること。
- 以前にワーキング・ホリデー査証を発給されたことがないこと。
年齢の制限がありますがそれさえクリアできれば、勉強・仕事・遊び、かなり自由なオランダ滞在ができます。
- オランダで勉強したい
- オランダの企業で働いてみたい
- その後のフリーランス活動につなげたい
- オランダを拠点にヨーロッパを色々巡りたい
などなど….。
海外移住への第一歩はワーキングホリデー
私が、一番最初に海外へ出たのはワーキングホリデーを利用してでした。
海外で働きたい・海外で暮らしたいとずっと思いながら、なかなか勇気が出ずにいたのですが、ワーキングホリデー査証申請の年齢ギリギリになって『この機会を逃すともう海外いけなくなるかも』と思い、ワーキングホリデーでオーストラリアへ行きました。
もちろんワーキングホリデーの利用できる30歳(協定国によって年齢の要件は変わります)を超えても、学生ビザや配偶者ビザ、あるいは今の私の様に個人事業主ビザや他にも経営者ビザ・投資家ビザなど色々海外に滞在できるビザはあります。
ですが、
- 取得要件のハードルがとても低いこと
- かなり自由に滞在のスケジュールを決められること
は、他のビザにはないメリットだと思います。
ワーキングホリデーは、安い労働として使われるだけとか詐取されるだけとか言われることもありますし、実際に私もそうでした。
でも、あの経験があったから今こうやってオランダでいきなりフリーランスに挑戦できているんだと思っています。

オランダ移住を考えていて、就労ビザや個人事業主ビザ取得のハードルが高いなと思っている方は、オランダのワーキングホリデーを利用してみるのも良いと思います。
ワーキングホリデーでオランダに滞在している間に、就労ビザにつながる会社を見つけられるかもしれないし、個人事業主ビザ取得につながるクライアントを見つけられるかもしれないし、はたまたオランダ移住は自分には向いていないと気づくかもしれない。
と言っても、オランダのワーキングホリデーについて具体的な発表はまだされていません。
今後の正式発表を待ちつつも、オランダ移住をすでに考えているならさっさと動いた方がいいでしょうね。